古くは缶コーヒーCMの飯島直子さん、井川遥さん、優香さん、本上まなみさん…に共通すると言ったら「癒し系」の部類の芸能人ですよね。美人だけどやすらぎや安心感を与える雰囲気を持つ、言ってみればテレビから視覚に訴えて来る「人間セラピー」効果と言えるのではないでしょうか。 もともと、セラピーとは、フランス語で「療法」。しかし、最近使われているこの「セラピー」は、ココロの問題、つまり精神疾患の治療や、心理的問題への対処、また健全な精神に方向付けるために使われることが多い気がします。 そして「セラピー」の種類も数多くなってきました。アロマにアニマル、カラーセラピーの他に身体をマッサージするフットセラピーなど。短い時間で効果を出すブリーフセラピーというものも出てきました。 しかし、ここであげたような、主にココロに効くセラピーの他に、具体的に身体に効果が出たり、他人から効果が目に見えるセラピーはあるのでしょうか。これがあるのです。そのひとつとして有名なのが禁煙セラピー。これはアレン・カーという人によって提唱された、禁煙のためのメソッドなのです。吸っていたタバコをまったく吸わなくなる、これは分かりやすいですよね。 しかし、この効果が高いと言われている禁煙セラピーも、そのやり方は心理療法から始まり、催眠療法の段階も踏みます。つまり、ココロへ訴えるやり方は切り離すことができないようです。やはり、肉体部分だけに訴えるセラピーというのは、存在し得ないのでしょうか。ココロと身体が1つになっているんですね。 また最近では、ゲーム感覚でセラピーを体験できるものも登場しました。『まいにちココロビクス DSセラピー』というものです。とはいえ、もちろんゲームには違いないので、ホンモノのセラピストによる本格的なセラピーにかなうはずもないでしょうね。 現代社会はストレスだらけ。先ほど挙げたようなセラピーの種類以外にも、多数療法があるように、そのストレスによる身体や心の変調の出方や治癒方法も多数あると思います。 そして最近では人間の五感に訴えるセラピー(アロマセラピー・カラーセラピー・音楽セラピー・アニマルセラピー・アートセラピー・フードセラピー)と、7領域を総称した芸術的な療法(音楽、文芸、箱庭療法、ガーデニング、ダンス、絵画造形療法、心理劇)を領域とする幅の広い「環境セラピー」というものが注目されています。 これら幅広くセラピーを知ることで、いざ自分や身近な大切な人がストレスや身体の異変で悩んでいる時に、どのセラピーが効果があるのか選ぶ幅が広がります。しかし、これらのセラピーはあくまでも自分自身の治癒力を高めるための補助的なもの。そのやり方だけに依存するのではなく、根本的な問題を見つめ、現実を受け入れる覚悟こそが大切かもしれません。
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